自己啓発本なんか読むよりよっぽどええんちゃう。「ゼロからトースターを作ってみた」を読んで。
『ゼロからトースターを作ってみた』
トーマス・トウェイツ著
を読了。
内容は洋画でよく見る飛び出すトースター機を自作してみよー、てもの。ただ自作といっても度合いが違う。トースターの部品を原料から用意していく過程がこの本のおもしろいところ。
卒業制作としてトースターを作っているので、締め切りがあったり、技術的な問題で当初の目標を変える場面が多々ある。ニッケルを◯◯の方法で用意するとことか。そこを建設的な妥協というか、イギリスのバラエティーを見ているような打開策で突破してくのは読んでいてたのしい。
いかに物事なんてどーにでもなると、頭でっかちな自分には衝撃な本だった。
あと、イギリスとかのフーリガンとかの日本人にはない頭いっちゃってる感も多分にあり、文化の違いを感じさせる。
こんなの発表してたら就活楽勝やろなぁ。
なんでもやってやろう、て気持ちにさせてくれる素敵な本。自己啓発本よりよっぽどいい気がする。
挿絵も多くて、頭でなんとなく思い浮かべるトースター作成手順の理解もはかどる。
行動力ある人ておもろいよなー、に尽きる本。